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1年余のご無沙汰。その間大好評でご発注頂いたダイヤモンドスピーカーの製造、納入に追いまくられて、ついご無沙汰してしまった次第。実は売れすぎた面もあり、ここで、謝恩大セールをしようかと。10cmコーンスピーカー、定価¥262,500.-の処を約1/3の¥94,500.-、16cmコーンスピーカー、定価¥367,500.-の処を同じく約1/3の¥126,000.-で。これまで定価でお求め下さった方には申し訳ないが、追加で買って下されば、高かった価格も薄まろうというもの。ただし、注文生産で納期3ヶ月だった為、納期厳守に大変苦しい思いをしたので、更に発注量が増加することが予想されるので、メールにてご発注下さったら、受信した日を起点として納期を正式発注後4ヶ月として頂きたい。
また、ダイヤモンド関連業務をダイヤモンドスピーカーに絞った為、会社組織を解散し、個人事業としたので、スターシップKKはKKを取って単にスターシップとしたのでその点ご了承を。 発注は、 〒475-0928 愛知県半田市桐ヶ丘4-213-26 スターシップ Phone 0569-22-3333 email starsonic@re.commufa.jp 宛 # by shockdia | 2009-10-02 18:16
高いものが良いとは限らない。でも多くの場合、いかさまを除いて、高いものは良いものが多い。また、良くするために高くならざるを得ないこともある。「年に数億の利益が上がりますよ。その技術がたったの数1000万円も下の方で買えますよ」なんてことがあればいいけど、まず無い。そんなものがあればみんなが買っている。良い技術で、達成が難しい、高い、だけど成功すればその果実は大きなものが期待出来る。それが昔のダイヤモンド合成技術だった。製品の工業用ダイヤモンドは末端で2000円/カラット。それが今は中国産で数10円/カラットになってしまった。だからといってダイヤモンド合成技術が易しいという訳ではない。カラット数10円の安物ダイヤなら比較的簡単にできる。でも、電子機器用、宝石用の単結晶ダイヤとなるとそうはいかない。何しろ、住友電工の電子機器用単結晶ダイヤは、最高級の宝石用天然ダイヤより高いのだから。合成にコストがかかるのも事実。しかし同時に開発に莫大なコストを掛けている。だから、誰でも装置を買えばすぐ出来るなんて生やさしいものではない。最先端技術の開発には、それが既に他で成功しているものでさえ、高額な投資と、リスクを覚悟しなければならない。それが分かっているものだけに挑戦する資格があるのかな。「良いですよ。安いですよ。すぐ儲かりますよ」には気を付けよう。
# by shockdia | 2008-05-01 17:51
すっかりご無沙汰してしまったのう。いや、実はダイヤモンド商売が今はスローで、気が乗らなかったというのが正直な所じゃよ。でも最近引き合いがあって、遺灰からダイヤモンドを作るビジネスをプランとして売り込みたいという話じゃった。手っ取り早く話せば、超高圧プレスや装置、付帯設備、ノウハウを含んだプランをクライエントを見つけて売り込もうという話で、まずは見積もりをつくって欲しいとのこと。昔の記憶を頼りに、国内でプレスの見積もりを取ろうとしたら数億円とのこと。30年程前は数千万円でかなりのものが入手出来たのに大変な高騰振り。これではとても話にならぬとばかり、中国に問い合わせたら数千万も下の方の見積もり。これこれ、とそれに付帯設備、ノウハウ料、わしの人件費などを合わせて見積もりを作った所、人件費が高い、半分にしろ、装置が入ったらすぐ稼働させてサンプルをクライエントに見せろとの話。
失礼ながら、素人さんの気持ちとしては分からぬでもないが、技術を知った者としては暴論。何故なら、超高圧技術は、装置が入ったらすぐ稼働出来るものではない。ダイヤモンドを合成するには5万2千気圧以上、1200度以上を出せばいい言うものの、それを達成するには手続きがいる。原料をカーボンヒーターで包み、それを更に鉱物質のガスケットに入れて装置に挿入し、アンビルで押して高圧を発生させる、と言えば簡単そうながら、ではカーボンヒーターの材質は何が良い?寸法は?高温を発生させるには何アンペア、何ボルトの電流を流す?ガスケット、その条件にあった材質は何を選びどうやって作る?密度は?展延性はどうやって保証?流す電流はどのような経路で流す?経路を構成する材料は何?寸法は?どうやって誰が作る?市販品がある訳ではない、特注品の月に数10~数100しか使わない多数の部品をどうやって供給する?外注?そんな少ないものを誰が安い値段で作ってくれるの?圧力を発生させるにはどれだけのプレストン数を掛ければいい?圧力と温度はどのような順序でどのようなパスで負荷するの?装置内の温度分布が思わしくない、どうやって改善する? 以上はほんの一例。それ以外にも解決し、設定しなければならない問題は無数。それが技術というもの。車を買ってきて、運転席に座り、キーを回してエンジンを掛け、走り出すような訳にはいかない。以上を解決するには上手く行っても3ヶ月、下手をすれば半年はかかる。それでやれ安心という訳にはいかない。次にではダイヤモンドを作るには原料をどのように前処理し、どのような圧力温度でどれだけの時間を掛けて合成するかを設定しなければならない。それでも最初から良いものは絶対にと言っていい程出来ない。最初に出来るのは必ずと言っていい程欠陥のある製品。その欠陥を克服するのに良くて半年、下手すれば一年。それに要するのは努力だけではない。これまでの血と汗と涙にまみれた経験を持ってしてもそれだけ大変なものだと言うこと。だから高い。技術の安売りをするようなものがいたら、まず偽物と言っていいね。 世の中に出回っている多くの技術がそのような技術者の涙ぐましい努力、言うなれば、Blood,Sweat and Tears、血と汗と涙の結晶。簡単に使いこなせているから簡単にできたのでしょうなどと思ったら大きな間違い。皆が楽に使えるような製品程、開発に要した努力は大きい。 製品に隠れて見えない開発技術者がどのような思いで世の中になかった製品、既にあっても秘密の陰に隠れて作り方が分からないもの、作り方が分かっていても、手にある設備、技術とどのようにして折り合いを付けるかに力を注いでいるかを分かって欲しいものじゃね。それでも、技術者が軽んじられること、我が国では周知の事実じゃよね。あの青色ダイオードの開発に成功した中村修二博士。完成したら途端に閑職に追いやられ、憤然として退社し、アメリカに行ってしまったのは有名だが、ミニ中村は日本に沢山居るのじゃ。 # by shockdia | 2008-05-01 11:14
さて、大分ご無沙汰してしまったのう。と言うのは、わしが長年研究してやっとものにしたダイヤモンドの作り方をただであっさりと披瀝してしまって良いのか気になってきたからじゃよ。 そこでじゃ、その問題はもう暫く考えるとして、今日は全くダイヤモンドとは関係ない話。
わしも長年PCをいじってきたが、主に研究論文や図面を書くのに使って、PCで稼ぐことなど考えても見なかった。だがな、わしとして迂闊だったと思うが、PCでアフィリエイトとか言うのをやると金が稼げるのだそうじゃな。 ブログに、企業からの最新情報や流行を、面白お役立ち情報として掲載して、掲載料が支払われるサービスがあって、例えば、BloMotionとか言うサイトでは 「BloMotionでブログアフィリエイトを始めよう!」など、「BloMotion」の紹介記事を書くと300円がもらえるのだと。他にも似たものはある様だが、わしの知る限りではここは率が良さそうじゃね。ま、よそ様の話もさることながら、折角久々に書いたのじゃから、少しはダイヤモンドの話もするか。 工業用ダイヤとは言っても、粗いもの、そうさな0.5mm位の粒になると結構光の当たる角度でキラキラと光るのじゃよ。それを上手く使ったら装身具にもなるのじゃないかね。宝石用ダイヤに比べればびっくりする程安いのだからな。例えばブローチの表面にちりばめるなど。ま、良いアイディアがあったらわしに相談すると良いぞ。ではまたな。 http://blomotion.jp/ ![]() http://pwc.jp/af/u/?af=007886 http://pwc.jp/img/pwc468.gif http://pwc.jp/af/r/?af=007886 http://pwc.jp/img/af468.gif http://pwc.jp/img/af88.gif http://pwc.jp/img/af468.gif http://pwc.jp/af/u/?af=007886 http://pwc.jp/af/r/?af=007886 http://sbiz.jp/af/ http://pwc.jp/af/faq.html http://pwc.jp/af/ info@pwc.jp # by shockdia | 2006-08-03 09:57
さて、暫くご無沙汰じゃったのう。早くダイヤモンドを自分で作りたいと思っている人には待ち遠しかったかも知れぬが、道は長い。それと最後にどんでん返しがないとも限らぬでのう。
この前じゃったか、わしがアルゼンチンで体験した話をしたのは。わしが外国でもてる訳はない、と書いたが、無論日本でもじゃよ。金はない、男前でもない、あるのは僅かばかりの学識だけでは矢張り無理なのじゃろうな。 そうそう、この前はダイヤモンド製造装置を使って、5万2千気圧、1200℃以上で、普通の炭素をダイヤモンドにする方法を説明したが、高圧を使うにしても、爆発の瞬間的な力で作る方法もあるんじゃ。 グラファイトと言う炭素の一種がある。天然に取れるものもあれば人工的に作る場合もある。そのグラファイトの細かい粉を鉄粉や銅粉と混ぜて鉄管に封じ込めるのじゃ。その鉄管の周りを爆薬で包んで爆発させると、中の材料は40万気圧、3000℃以上の圧力と温度を受け、グラファイトはダイヤモンドに変わるのじゃ。 ダイヤモンド製造装置で作る場合、出来るダイヤの粉は0.1~0.001mm位の粉だが、透明で黄色や緑色をして居る。処が爆発で作るのは0.01~0.0001mm位の更に細かい粉で、セメントの粉の様に灰色なんじゃ。主に宝石や半導体などを磨くのに使うが、矢張りダイヤモンド、硬いだけあって、そこらにあるサンドペーパーに使われる普通の研磨材より能率が高く長持ちするんじゃ。 処で、折角じゃから外国体験談を続けるかの。もう15,6年前のことじゃが、わしが今年生誕250年を迎えるモーツアルトの生まれ故郷、ザルツブルグを訪ねた時のこと。そこには岩山の頂上にカジノがあっての。貧乏なわしとしては大金を稼ごうと行ったもんじゃ。 そこには岩山を刳り抜いて作ったエレベーターで上がって行くんじゃが、エレベーターを降りると受付があって、不愉快そうな顔をしたご婦人が座って居っての、わしを見るなり、 「ここは紳士の遊び場だからネクタイをしてないものは入れない」 とけんもほろろの態度。やむを得ず当日は引き下がって翌日ネクタイを締めて行ったのじゃよ。 ま、続きはこの次にでもするか。では達者でな。 # by shockdia | 2006-03-07 13:46
![]() 写真の装置は、ダイヤモンド製造用とはチョと違い、2万気圧までの圧力と、何と4000℃に至温度を発生できる装置じゃ。ダイヤモンド製造装置は、この装置に少々変更を加えたもので、概ねこんなようなものと思ってくれればよろしい。 現在中国では、これとは多少違った形式の装置が5000台以上稼働していて、世界の合成ダイヤモンドの60%を合成しているとか。お陰で、30年程昔は小売で1カラットが2000円もしていたものが、今では1カラット数10円で買える様になってしもうたぞ。 処が、中国にはダイヤモンドの粉を固めて刃物にする技術が十分にはない。よってわしにその技術を教えて欲しいと2年余り前に言ってきたものじゃ。そこで中国の内陸部まで出かけて、色々と伝えたものじゃった。無論学者の例によって貧乏なわしとしては、只で技術を差し上げることは出来ない。某かの技術移転料を、技術を伝える段階に応じて受け取り、最後には、新会社を立ち上げて、わしもその株の一部を受け取る契約じゃった。 恐ろしいのは中国社会よのう。何と、最初に技術の詳細を記したテキストを渡し、契約金の一部を受け取ったら後は梨の礫。契約も何もあったものじゃない。どうなってるの、と問い合わせても返事がない。世上よく言われる様に、中国では契約書なんて只の紙切れ程にしか思ってないようじゃよ。 中国の裁判所に訴えたら、とも言われるが、中国には愛国的裁判官が大量に養成されている様で、期待は出来ぬじゃによって、泣き寝入りしているのが現状じゃよ。 柄になく、泣き言を並べてしまったが、考えてみれば、いい加減なのは中国の会社のみならず、日本でも欧米でも、「渡る世間は鬼ばかり」と思っていた方が安全かも知れぬな。しかし反面、何処の国にも、無論日本にも立派な人はいる。それが救いと思わねばな。 http://sbiz.jp/af/u/?af=021969 http://sbiz.jp/img/su468.gif http://sbiz.jp/af/r/?af=021969 http://sbiz.jp/img/af468.gif http://sbiz.jp/af/u/?af=021969 http://sbiz.jp/img/su88.gif http://sbiz.jp/af/r/?af=021969 http://sbiz.jp/img/af88.gif http://sbiz.jp/af/u/?af=021969 http://sbiz.jp/af/r/?af=021969 http://sbiz.jp/af/u/?af=021969 http://sbiz.jp/af/r/?af=021969 http://sbiz.jp/af/event.html http://pwc.jp/af/ # by shockdia | 2006-03-03 16:56
今日こそはダイヤモンドの作り方の続きを語ろうぞ。処で拙者の名じゃがな。寝惚け博士は無論わしの謙遜での。他にも名は沢山ある。
年配の方々は覚えて居られるじゃろうが、昔映画館が立見の観客が出る程盛んだった頃今は亡き名優?片岡千恵蔵が「名探偵多羅尾伴内」と名乗って、「七つの顔を持つ男」という題の映画に出ていたもんじゃった。 ある時は片眼の運転手、またある時はマドロス、更にある時は・・、そして真の正体はその名も高き名探偵多羅尾伴内、となる訳じゃったが、何、いくら服装を換え、眼帯をしても、あのでかい顔はごまかしようが無く、矢張り片岡千恵蔵にしか見えなかったのがご愛嬌じゃったよ。 話を本題に戻すと、わしは「七つの顔を持つ男」ならぬ、「七つの名を持つ男」とでも言うかな。いや七つや十では済まぬかも知れぬぞ。その時々、都合によっては何とでも名乗るかも知れぬじゃによって、皆のもの覚悟されよ。 そこでじゃ、今日はわしの熱心なファンが送ってくれた「フルチンスキー博士」を名乗ろう。皆の衆、フルチンスキー博士の学識のかけらを有難く吸収されよ。 まずASEA,GEが開発したダイヤモンドの作り方じゃがな、簡単に言えば5万2千気圧以上、1200℃以上の圧力と温度の条件で、一旦炭素を、ニッケル、コバルト、鉄などの金属に溶かすのじゃ。原理的には炭素は何でもよろしいが、種類によって出来方や、出来る量、質に差が出てくる。兎も角その条件にしてから圧力と温度を下げると、まか不思議、ただの炭がダイヤモンドの粉となって出て来るという仕掛けじゃ。 原理的には簡単そうに思えるが、例えば5万2千気圧と言えば、1平方センチに52トンの重さ、乗用車にして40台分程の重さをかけることになるのじゃぞ。それだけの力に耐える装置を作ること自体大変なことだから、この方法ではそう簡単にダイヤモンドを作れるものではないのじゃ。何?誰にでも作れそうなことを言って居たではないかと。まあ焦るでない。そのうち追々話していくから。まあ今日の処はこんなことで。ではまたな。 # by shockdia | 2006-03-02 00:37
実はさる筋より、
「お前の話は固くて読み辛い、もう少し砕けた語り口にせぬと、皆の衆に読んで貰えぬぞよ」 との有難ーい忠告を頂いた。 そこでじゃ、早くダイヤモンドの作り方を知りたいとの気持を持たれる方には、少々我慢して頂いて、四方山話を心がけようかと。 拙者がダイヤモンドなどを作るに至る過程では、世界各国で開かれる学会によく参加したものじゃ。アメリカ、中南米、ヨーロッパ諸国、中国など。もう10年程になるかな、アルゼンチンはバリローチェなる保養地と言うか避暑地と言うか、そう、日本で言えば軽井沢の様な所に行った時の話。 イタリア系アルゼンチン人学者に紹介されたアルゼンチン国籍のメキシコから来た女性と土地の女性2人、計3人からドライブに誘われたもんだ。わしは後席左側に座り、運転はメキシコから来た女性だったかな。助手席とわしの左側には土地の女性が座り、鄙びた土地の風景を愛でながら当てもなく走り回っていた。 暫く走ると、助手席の女性が、つと手を伸ばしてわしの膝を撫でるではないか。これは一体どうしたことか、わしの魅力に逆らえず、たしなみを忘れてモーションを掛けてきたか、或いは単に親愛感を示すつもりか。それにしても人種、国籍、風習は違うにせよ、ちと変じゃな、とは思ったものの、他の人の手前押し止めることもならず、するに任せていたもんじゃ。 暫くして、わしの膝を撫でていた助手席の女性が、ふと後ろを振り向き、 「まあ、間違えた。アリスの膝を撫でていると思っていた」 と言うではないか。アリスとは、わしの右側に座っていたイギリス系の美人で、ブエノスアイレスのイタリア系企業経営者の奥さん。わしの膝を撫でていたのは、オリビアという旅行代理店で働いているイタリア系の女性でアリスの友達。 要するに彼女は友達の膝を撫でているつもりだったんだな。それにしてもヨーロッパ人は同性の友達を撫でたりするものなのかね。ご存知の様に、アルゼンチンはヨーロッパからの移民国家だから、初対面の挨拶で、 「俺はスコットランド人」 「あたしはフィンランド人」 とよく言われるよ。 その愛撫事件の結末だが、運転していた女性は、 「お前はどう思っていた?」 と聞くではないか。とっさに当り障り無い答えとして、 「楽しんでいたよ」 と。それ以外によい答えがあったかね。 言うまでもなく、アルゼンチンの共通言語はスペイン語だが、わしのスペイン語は片言。その間ずっと英語で話していた。感心するのは、アルゼンチン人に限らず、教養あるヨーロッパ人は、例外なく数カ国のヨーロッパ語を流暢に話すこと。日本人で数カ国のアジア語を話す人がどれだけいることか。 と言うことで、今回はわしが外国でもてる訳はないよ、と言う話じゃったよ。 # by shockdia | 2006-02-27 12:43
先回アメリカはGE社がダイヤモンド合成の特許を出願したことを説明したな。では我国ではどうだったか。実は日本でもそれより先に似た様な特許を出願した人がいたのじゃよ。石塚さんと言って、無論今でも日本のダイヤモンド製造会社の社長として活躍して居られる。その石塚さんがGEの特許とある部分で重なる特許を既に出願して居られてな、GEの特許に触れることはない状況だった。ただし、その時はまだダイヤモンドを製造する段階にはなって無くて、実際に作り出しのはGEが特許出願してから数年後だった。
そこで困ったのはGEだ。自分が唯一の権利保有者と思っていたのに、当時は大東亜戦争、太平洋戦争、第二次大戦などと呼ばれた戦争での敗戦の余韻が残り、東洋の小国扱いされていた日本で、GE様のご威光を無視して勝手にダイヤモンドを作れる状態になっていたからな。 GEはダイヤモンド合成を成功させたに当って、合成法だけでなく、使う装置、当時超高圧装置とか高圧高温装置と呼ばれた物の特許も取った。これなしではダイヤモンドは作れない、日本の会社も当然これを使っている筈だ、とばかりに、特許侵害の訴訟を起こした。処がどっこい、日本の会社もさる者で、GEの装置とは一味違う装置を開発していた。GEは何とかいちゃもんを付けたい。そこで、我々の装置のアイディアを変形して利用している、てなことを言って頑張ったもんだ。その特許係争には、日本の大学教授がGE側の証人として、如何に日本の会社が欧米の先進技術を不当に利用しているかを証言した。 結局、裁判は和解と言うことで、判決を待たずに日本の会社が何某かの和解金を払って決着したんだがな。 色々な考え方はあるが、日本の学者が自国の会社を相手取って戦うアメリカの会社の後押しをした、と言う点では後味の悪さは否めないな。 まだまだダイヤモンドに纏わる話しは続く。作り方については何れ。 # by shockdia | 2006-02-25 23:19
実は「誰にも作れるダイヤモンド」としたかったのだが、矢張りわしの講義をしっかり聴いて勉強したものに褒美として与えるべきものと、「そなたにも・・」としたわけだ。まあわしにも作れたのだから、そなたにも作れると考えて良いのではないかな。
![]() さて、これまで天然のダイヤモンドについて話してきたが、今工業用に使われるダイヤモンドの殆どは合成したものだ。 既に話した様に、19世紀の末から何とかダイヤモンドを作れないかとの試みは散々されてきたが、確実に作れる様になったのは1953から1954年にかけてのことだったな。どっちかはっきりしろと?いや尤もな話だが、そこには一寸した事情があってな。 1954年、アメリカはGE社がダイヤモンドの合成に成功した、と発表した。ただし、その技術内容はアメリカの国防上の秘密になるとして、公表されない秘密特許とされたそうだ。処が、スウェーデンのASEA社が、その僅か先の1953年に既に成功していたのだな。ASEAのダイヤモンドも、GEのダイヤモンドも、細かい砂の様なものだったんだな。そこでASEAは、「ちゃんとした大粒のダイヤモンドでなければ意味無い。それが出来るまで暖めよう」とばかりに特許出願まではしなかった。それに対して、GEは「砥石の材料には十分使える」と特許化と工業生産に乗り出した訳だ。 それまでのダイヤモンド市場は、宝石用も工業用もあの「永遠の輝きダイヤモンド」のキャッチフレーズで有名なDeBeers社が、独占的に支配していたんだが、ダイヤモンド合成に成功したとのニュースに株が暴落したとか。結局DeBeersはGEの特許を買って、工業用ダイヤモンドの合成を自分も始めた。 日本ではどうだったかと?それについてはまた話そうかの。兎も角ダイヤモンドについては、作り方、使われ方、似た様なものについても、纏わるエピソードも沢山ある。まだまだ先は長いから、息長くつきあう覚悟を忘れぬ様にな。 そうそう、ダイヤモンドを使った製品の例として、わしが開発したダイヤモンドスピーカーの写真をまた載せておこうかな。スピーカーコーンの白く写っている部分がダイヤモンドじゃ。前にも言った様に、何故ダイヤモンドがスピーカーに良いか、はわしの講義を聴いていれば何れ分ってくるぞ。また、どうすれば作れるかも何れ教えようかな。 # by shockdia | 2006-02-24 15:27
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